お祭り・イベント

大阪府立近つ飛鳥博物館
「大王と豪族-6世紀の大和と河内-」

古墳時代を大きく二分した後半の古墳時代後期である6世紀は、大和や河内地域をはじめとする列島各地で 最も多くの古墳が築かれた時期です。 その多くは、群集墳と呼ばれる横穴式石室を埋葬施設に持つ小規模な円墳で、このような古墳が出現する背景には、 新たに古墳を営むようになった集団の存在が推定できます。 また、同時期の古墳には造出し付円墳、帆立貝式古墳、小型・大型前方後円墳など、多種多様な墳丘形態・規模の古墳がみられ、 大型前方後円墳を頂点とする古墳秩序の最終的な様相をみることができます。 これらの古墳には、ヤマト王権の大王をはじめ、それを支えた有力豪族、さらにそれらに仕える集団という支配秩序が表現されていると考えられます。
今回の展覧会では、6世紀におけるヤマト政権中枢の地である大和・河内地域における前方後円墳、群集墳など、さまざまな古墳からの出土品に焦点を当て、 両地域の様相をみることで、王権、有力豪族やそれらのもとに形成されたと考えられる諸集団による後期古墳の展開や、 様々な勢力による地域支配の様相について考えたいと思います。

くわしくはこちら 近つ飛鳥博物館ホームページ をご覧ください。

こちらのチラシをご覧ください [PDF形式]

開催日時
2016年10月1日(土)~11月27日(日)10:00~17:00(入館は16:30まで)毎週月曜日休館(ただし、10月10日(月)は開館、10月11日(火)は休館)
開催場所
大阪府立近つ飛鳥博物館
大阪府南河内郡河南町大字東山299番地
催し
・講演会
・ミニシンポジウム
・土曜講座
・現地見学会
・学芸員による展示解説

くわしくは、チラシまたは近つ飛鳥博物館ホームページをご覧ください
主催
大阪府立近つ飛鳥博物館
後援
天理市 天理市教育委員会、羽曳野市 羽曳野市教育委員会、藤井寺市 藤井寺市教育委員会、 太子町 太子町教育委員会、河南町 河南町教育委員会、
百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議 近畿日本鉄道株式会社
共催
読売新聞社
観覧料
一般600円[480円]、65歳以上・高校・大学生400円[320円]
中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方【介助者含む】無料
([ ]内は20名様以上の団体料金)
休館日
毎週月曜日(ただし、10月10日(月)は開館、10月11日(火)は休館)
アクセス
近鉄長野線喜志駅または富田林駅下車、
金剛バス阪南ネオポリス行終点下車、徒歩600m。
大阪阿部野橋から河内長野行き準急利用で喜志駅まで約30分です。
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