大阪府立近つ飛鳥博物館
「慈雲尊者と高貴寺 -いつくしみの書とその教え-」
江戸時代中期から後期にかけて、南河内(現大阪府南河内郡河南町)の高貴寺には、 当時の仏教を代表する名だたる僧侶が入山しておりました。 この慈雲飲光(1718~1804)は、真言、禅、梵語、儒学、神道などを広く学び、 釈迦仏道の原点に戻ることをめざした「正法律」を唱え、広く庶民に親しまれて大坂や京都で活躍した高僧でした。 特に大和郡山藩主の柳沢保光から深い帰依を得、その支援によって本寺の堂舎を整備し、 自らの考えを実践する修行道場としたのです。 一方で、人々の信仰に応えるため、様々な教えを記した個性あふれる墨蹟を残しました。 その宗教性と芸術性を兼ね備えた力強い書風は、今もなお根強い人気を誇り、広く支持されております。
平成30年(2018)は、慈雲が生まれてからちょうど300年目を迎えます。そこでその遺徳を偲ぶ機会として、 国内有数のコレクションとして知られる高貴寺、兵庫県西宮市にある公益財団法人・黒川古文化研究所から作品を集め、 展覧会を開催することとなりました。 開催にあたっては、作品のひとつひとつを1年がかりで調査検討し、 なかでも慈雲のひととなりがあらわれた優品およそ50点を厳選して展示いたします。 その個性的な墨蹟や遺品に触れることで、慈雲と高貴寺の魅力を再確認いただければ幸いです。
くわしくはこちら 近つ飛鳥博物館ホームページ をご覧ください。
平成30年(2018)は、慈雲が生まれてからちょうど300年目を迎えます。そこでその遺徳を偲ぶ機会として、 国内有数のコレクションとして知られる高貴寺、兵庫県西宮市にある公益財団法人・黒川古文化研究所から作品を集め、 展覧会を開催することとなりました。 開催にあたっては、作品のひとつひとつを1年がかりで調査検討し、 なかでも慈雲のひととなりがあらわれた優品およそ50点を厳選して展示いたします。 その個性的な墨蹟や遺品に触れることで、慈雲と高貴寺の魅力を再確認いただければ幸いです。
くわしくはこちら 近つ飛鳥博物館ホームページ をご覧ください。
- 開催日時
- 2018年1月20日(土)~3月18日(日)10:00~17:00(入館は16:30まで)※休館日 毎週月曜日(ただし2月12日(月)は開館2月13日(火)は休館)
- 開催場所
- 大阪府立近つ飛鳥博物館 (特別展示室)
大阪府南河内郡河南町大字東山299番地
- 催し
- 講演会
ワークショップ
- 主催
- 慈雲生誕300年記念展実行委員会
(高貴寺、公益財団法人黒川古文化研究所、大阪府立近つ飛鳥博物館、河南町・河南町教育委員会)
- 後援・協力
- 太子町 太子町教育委員会 富田林市 富田林市教育委員会 近畿日本鉄道株式会社
- 入館料
- 一般650円[520円]、65歳以上・高校・大学生450円[360円]
※中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方【介助者含む】無料
※([ ]内は20名様以上の団体料金)
- 休館日
- 毎週月曜日(ただし2月12日(月)は開館2月13日(火)は休館)
- アクセス
- 近鉄長野線喜志駅または富田林駅下車、
金剛バス阪南ネオポリス行終点下車、徒歩600m。
大阪阿部野橋から河内長野行き準急利用で喜志駅まで約30分です